- コロナ禍が明け、社員食堂などの需要が回復してきたため、即戦力人材の確保が求められていた
- 以前からリターンジョブ制度を導入していたが、積極的なアプローチができず、うまく活用が出来ていない状況だった
- 即戦力になるアルムナイ採用を強化し人材不足を解消
- 全国展開している強みを活かし、元々勤めていた場所と異なる場所での復職を希望 する声にも柔軟に対応
- 1年間で10人程度の採用を見込んでいたが、3か月で5人が決定した
- 登録者数も予想以上に多く現在も継続的に増えている
- 採用者の他社での経験が活かされ、社内のイノベーションに繋がる
エームサービスの事業は、三井物産本社の社員食堂の運営から始まり、現在ではオフィス、病院、学校、スポーツ施設、エンターテインメント施設など、グループ全体で約3,900ヵ所に広がっています。コロナ禍後の人材不足の問題に対処するため、アルムナイ採用を始めました。エームサービス株式会社のリクルート&キャリアデザイン推進部の部長、山内友和さんに、アルムナイ制度の導入背景や今回の取り組みについてお話を伺いました。
人材不足に直面し、新たな戦略としてリターンジョブを導入
ーAlumyの導入に至った背景について教えてください。
山内さん:当社では、コロナ禍後の経済活動の活性化に伴い、人材不足が深刻な問題となりました。新卒採用のみでなく即戦力も必要という状況でしたので、アルムナイ採用に注目しました。以前からリターンジョブ制度はありましたが、過去5年間で戻ってきたのは15人と、あまり活用されていない状況でした。
しかし、15人の内14人の方が現在も継続して働いてくれているなど、復帰した方の意欲の高さと活躍ぶりに驚き、アルムナイの推進を検討するようになりました。
ー Alumyのどの点が貴社にとっての最大のメリットでしたか?
山内さん:初期費用がかからず成果報酬型であることから、とても良心的な価格設定だと感じました。経営陣を説得する際にも話が進めやすかったです。
また、既存のリターンジョブ制度は、こちらから何かを投げかけるわけではなく、応募してきた方の希望するポジションが空いていれば紹介するという、受動的な運用だったのも事実です。そのため、自社で積極的なアプローチを行うには追加の人員が必要でしたが、Alumyの導入により人員体制を変えることなくアルムナイ採用に取り組めるという点がありがたかったです。
ー導入後の成果について教えてください。
山内さん:当初は1年間で10人程度の採用を見込んでいましたが、3か月で5人が決定しました。登録者数も予想以上に多く現在も継続的に増えており、期待を大きく超えるスピードで成果が現れています。
また、カムバックコーディネーターの存在についてですが、最初はコールセンターの担当者程度のやり取りを想像していました。しかし、実際は非常に高いレベルのサポートで、求職者とのコミュニケーションも丁寧且つ迅速に取っており、それが大きな驚きでした。
時間の経過とともに求職者の動向が変わってしまうことも考えられるため、スピード感が大切だと思っていましたが、コーディネーターの方のリアクションが早く、メールにも心がこもっており、退職者の方々が戻ってこられたのはコーディネーターの方のお力もあると思います。
ー今後の期待について教えてください。
山内さん:採用まで1年ほどかかると思っていましたが、登録数・決定数ともに予想を超え、現在もコンスタントに増え続けています。
また、アルムナイ人材には、退職後の他社での経験を通し、当社では得られなかったスキルや知識を得ている方が多くいらっしゃいました。そのため、「即戦力」というポイントに加え、社内にイノベーションを起こしてくれるのではないかという期待が大きいです。
「一度辞めてしまった会社には戻りにくい」という退職者の方がほとんどだと思いこんでおりましたが、アルムナイの方々がこのような想像を崩してくれたため、今後も広く募っていくことが会社にとって大切なことだと思っています。
ー 引き続きAlumyがお役立てできるよう改善を進めてまいります。貴重なお話をありがとうございました!
※本記事の内容は、取材時:株式会社リクルート(2026年4月以降:株式会社インディードリクルートパートナーズ)のものです。